Versailles Season 2
BBCドラマのヴェルサイユ、待望のシーズン2を完走しましたのでメモします。
ぶっちゃけ、ミーハーが騒いでいるだけなんですが、それゆえ忖度なしに感じたことをそのまま言う、という習性が、わたくしにはございます。
そんなわけでいつもながら、強いてネタバレもしませんがわざわざ回避もしませんので、さまよえる未見の方は、どうぞご用心くださいまし・・・。
さて。
Netflixでの配信を今か今かと楽しみに待ってたベルサイユシーズン2。
今回も、シーズン1以上のめくるめくおスケベを、高級レースとおリボンづくしで煙にまくような、豪華絢爛なるドラマでした。
しかも、ストーリー的にも粘度が5割ぐらい増しております。
例えて言うなら、高級珍味をドカドカ入れて、めっちゃ煮詰まった寄せ鍋かってぐらい。
折りしも今、酷暑ですから鍋を囲めばナイアガラレベルの汗も出ます。
このバラエティ豊かな世の中には、汗をかく健康法というものもあると聞きます。
今まさに、発汗健康法に気分がビンゴの子羊さまは、ベルサイユチャレンジ健康法などいかがでしょうか。
■続き
感想メモ
なんせ今回は攻めてましたよね・・・。
もしや、このシーズンで打ち切りが決まった終わりなのかなぁ?
製作の、続きを意識してなさそうな、ふっきれた息吹を感じました・・・。
(いやでも微妙な情報があるにはあって、シーズン3ありそうな気もする!)
なかでも第一話が、いきなりはじけていて凄かったです。
前回からわざわざ持ち越した部分は、もっと引っ張るのかと思ったら、一話にて全てアッサリ解消され、新しいエピソードに移行しました。
あっ、それにしても、前回のラスボスの断末魔は、ことのほかえげつなかったですよね。
まぶたを閉じさせないパターンは、時計仕掛けのオレンジや、オペラ座血の喝采などでおなじみですけど、その後がエグかった!
アタイ的には、いろんな処刑パターンの中でも、1~2を争う嫌さ加減!!
やっぱ、UV怖いよ、UV!
アタイふとん掃除機のUVライトをまともに見て、網膜に穴あいちゃったことあるからね!くれぐれもたかをくくっちゃいけません。
一方、次のスパイの末路なんかは超アッサリ!
なんぼなんでも、不公平っちゅーモンなのではないのでしょうか・・・。
フィリップとシュヴァリエ
のっけからイケメンたちの尻、尻、尻。素晴らしかったですねぇ~。
シュヴァリエのいない心の穴を、こー埋めんのか!破廉恥な!!・・・っていうフィリップ殿下の可愛らしさですよね。
今全10話見終わって思うのは、このシーズンぶっちぎりのラブストーリーは、「フィリップ殿下とシュヴァリエ」で、間違いないのではないでしょうか。
めくるめく痴話げんかの中にも、深いきずなを感じるあたりののっぴきならなさ。
今回は特に、フィリップのもとに、ドイツからキュートなお妃のお輿入れがあって、フレッシュな新風が吹きまくり!
妃を迎えた以上は、ゲイであろうが子作りに励まねばならないという一大事!
ここに、おだやかならぬ中にもほのぼのとほほえましい三角関係が勃発し、やいのやいのと面白いコトになりました。
妃殿下との出会いは野ション。リーゼロッテさん最高です。
ちなみに、アタイ的に最大のヤマ場(萌え場)は、フィリップが女装で結婚式しちゃうとこ。
陛下はじめ周囲の貴族たちも、殿下の女装を「しょーがねーなー。」って顔をしながらも、「美しい」とか言って認めちゃってるおおらかさ。
もうひとつの萌えポイントは、別々のシーンにもかかわらず、鼻から血を吹くフィリップ殿下とジュヴァリエでした。やだもう~、二人揃って鼻血似合いすぎ~。鼻血ペアじゃん。ツンツンでデレデレじゃん。
ファビアンとクロディーヌ
でも、ベストカップル賞はファビアンとクロディーヌに捧げたいと思います。
ドライに汚れ仕事をこなす一匹狼的キャラのファビアンが、クロディーヌに心を許すくだりは、まるで少女マンガでございます!ロマンチック!
なんせ、ファビアンがニッコリ微笑みましたよね!ウソじゃありません、本当です!
唯一少女マンガとの隔たりは、クロディーヌさんご収集の、ビン詰め人体パーツに囲まれて、ロマンスが進行するというとこぐらいです!
だからして、あの展開は驚きました。
アタイのアイドルになんてことすんの!!!
モンテスパン夫人
気になるモンテスパン夫人の黒魔術エピソードは、なんと事実が下敷きになってるとのこと。
ともあれ、アタイは、モンテスパン夫人・・・演じるアンナ・ブルースターの、あっぱれな脱ぎっぷりを讃えたいです!
よくある、逆効果モザイクもまるでなし!ネトフリの良心を感じますよね。
どうでもいいけど、モンテスパン夫人のYゾーンが、キレイな▼三角形にお手入れされすぎてて笑うw。
あと、この時代、トイレというものは特になかったようですので、おまるで用を足したり、間に合わなければ部屋の隅で用を足したりする、という男前なシーンがままあります。
ほかの映画ではなかなか見られない描写なんだけど、正直この時代への理解を深めるのに欠かせないところですよね。
ぶっちゃけこれまで、ベルサイユ宮殿こんな豪華なとこなのに、実は排泄物の悪臭にまみれてた、と聞かされても、いまいちピンとこなかったけど、このドラマによってリアルに想像できるようになってしまった。
そりゃ香水の需要が高まるわけだ・・・。
でも悪臭と香害がまじゃこじゃになったら、より地獄感が増す気もする・・・。
ブルボン朝のみなさんは、どやって耐えていたんだろう?
ファッション
やっぱ、宮廷もののお楽しみは、ファッションや建築、インテリアや調度品でございますよね。
ベルサイユ宮殿は、貴族の共同生活場・・・シェアハウスみたいなモンなので、主要キャスト以外のモブ様方が、常にゾロゾロいるんですけど、どんな壁際のすみっこの人も、きっちり華麗ですてきでした。
ちなみに、恥ずかしながらシーズン1でもはしゃいでおります・・・。
キャスト
- ジョージ・ブラグデン(ルイ14世)
- アレクサンダー・ブラホス(フィリップ)
- タイ・ランヤン(ファビアン・マーシャル)
- スチュアート・ボウマン(ボンタン)
- エバン・ウィリアムズ(シュヴァリエ・ド・ロレーヌ)
- アンナ・ブルースター(モンテスパン夫人)
- リジー・ブロシュレ(クロディーヌ・マッソン)
- アナトール・トーブマン(モンコート)
- ジョー・シェリダン(ルーボア)
- マディソン・ジェザニ(ソフィー)
- エリサ・ラソウスキ(マリー・テレーズ・ドートリッシュ(王妃))
- スティーヴ・キュミン(コルベール)
- アレクシス・ミハリーク(ローハン)
- ハリー・ハッデン=パトン(ガストン)
- マーク・レンドール(トマ・ボーモント)
- スザンヌ・クレマン(アガット夫人)
- ジョージ・ウェブスター(オラニエ公ウィレム)
- ピップ・トーレンズ(カッセル公爵)
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字幕なしはつらいかな・・・Metflixの配信では字幕あったヨ。