天盛長歌~The Rise of Phoenixes
ネトフリでひさびさに面白い中国ドラマに当たったので、脳内をちょっと整理したいと思います。
ただ、ながい旅(56話ぐらい)になりそうなので、数回に分けてメモろうかなと思います。
原題は「天盛長歌」、天盛王朝という架空の王朝絵巻でございます。
天盛帝は、大成王朝を倒したことによって始皇帝の座を得た人物、という設定です。
つまり、前王朝の爪あとがあらゆるところに残っていることから発生するすったもんだと、身内の後継者争いなどが描かれるドラマで、中華ドラマのあるあるが心ゆくまで堪能できる感じです。
もちろんエンタメなので恋愛もからみ、男装あり女装あり~の濃ゆいサービスと共に、ヒトツブにあらゆるハラハラドキドキがモッチリと練りこまれております。
これ、やりすぎのドラマを見ると下品さを感じたりするんですが、このドラマは大丈夫!
品があって、なおかつ豪華。
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登場人物(わかる範囲だけ)
- 天盛帝・寧世征 / 倪大紅(ニー・ダーホン)
- 第一皇子 皇太子・寧川 / 海一天(ハイ・イーティエン)
- 第二皇子 燕王・寧昇(ニン・ション) / 是安(シー・アン)
- 第三皇子(汚名を着せられ死亡)
- 第五皇子 趙王・寧研 / 李添諾
- 第六皇子 楚王・寧弈(ニン・イー) / 陳坤(チェン・クン)
- 第七皇子 寧斉 / 曲高位
- 第十皇子
- 寧澄(ニン・チョン)寧弈の従者 /
- 韶寧公主 / 徐好飾
- 雅楽(寧弈ママ)/ 梅婷(メイ・ティン)
- 王氏(寧斉ママ) / 王欧蕾
- 常貴妃(二皇子ママ) / 于明加(ユー・ミンジャー)
- 鳳知微(フォン・ジーウェイ)魏知 / 倪妮(ニー・ニー)
- 鳳晧(フォン・ハオ)知微の弟 /
- 秋明瓔(鳳知微ママ) / 劉敏涛(リウ・ミンタオ)
- 秋尚奇都督(鳳知微の叔父) / 中華ドラマでよく見かける人
- 寧霁 / 王凱熠
- 辛子硯(ズーイェン)院首 / 趙立新(チャオ・リーシン)
- 大花(辛子硯の妻) / 胡可(フー・コー)
- 顧衍(グー・イェン)もと血浮屠 / 王策
- 晋思羽(大越国第三皇子) / 袁弘(ユエン・ホン)
- 華瓊琼 / 王鴎(ワン・オウ)
- 顧南衣(鳳知微のボディガード) / 白敬亭(バイ・ジンティン)
- 赫連錚(金獅国の王子) / 張暁晨(チャン・シャオチェン)
- 月泠 / 朱鋭飾
- 寧澄 / 赫雷飾
- 趙淵 / 侯岩松(ホウ・イエンソン)
- 淳于猛 / 劉昊䶮
- 曼春 / 劉芸飾
- 燕怀石 / 徐剣飾
- 宗宸 / 修慶飾
- 常海(皇太子のおじ)
- 劉牡丹 / 李菁菁
- 三隼 / 秦勇
- 姚揚宇 / 毛毅
- 珠茵(ジューイン)妓楼蘭香院の芸妓 / 王嘉琦
- 長孫弘(大成王家の生き残り、知微の実兄)
メインキャラの天盛帝の第六皇子、楚王寧弈(ニン・イー)をイケメン華流スター陳坤(チェン・クン)が演じています。
寧弈はとある事情で宗正寺に幽閉されていたのだが、大赦を受けてシャバに出て、体を張った芝居を打ちつつ戦闘開始!!。。。というところからお話がはじまります。
一筋縄ではいかないキャラながら、美形で聡明、しかも民の幸せを望むと言う「皇帝の器」としては善なるスタンス。
ゆえに、いざ寧弈が放牧されますと、何かと都合の悪い派閥もございます。
ほかならぬ皇太子寧川とその腰巾着どもですね。
皇太子がなんで寧弈の復活に焦るかというと、そもそも皇太子の地位をゲットしたいきさつに、かなりのズルがあった模様なのです。
しかし楚王寧弈は廃妃の息子、皇太子寧川は王妃の息子です。
リベンジを狙うにしても、楚王はかなり分が悪いです。
そこをどう乗り切るか!!
どっちもどっちの陰謀渦巻き、手に汗握る展開です。
画面にかぶりつきの身としては、ナニゲに皇帝が寧弈を気にかけ、体調を共有している時点で、最初から勝負はついてる感じはします。
しかし中華ドラマは経過を楽しむものなので、ヤボなツッコミは手控えて楽しむことにいたします。
さて、もうひとりのメインキャラ鳳知微(フォン・ジーウェイ)は倪妮(ニー・ニー)ちゃんです。
彼女は出生に秘密がありそう。絶対大成王朝の遺児ですよね。
しかも男装で国士無双として、朝廷に就職までやってのけるアッパレなキャラです。
男装シーンではニーニーの魅力が炸裂します。ほんとうにハマり役でございますよね!
1話~3話まで
プチ感想
まだ序章なのでお話も比較的軽めで、登場人物のスタンスとか、基礎設定を理解するための時間のようです。
個人的には秋明瓔(知微のママ)がツボでした。
なんつーか、駆け落ちした相手が前王朝の親衛隊みたいな組織(血浮屠)の偉い人だったりして、事情があるのはわかるんですが、よくよく考えるまでもなくかなり身勝手なこと言ったりしたりしてんですよね。
秋府の全員、知微も含めて秋明瓔が胸に秘めた思惑に振り回されるハメになってるの笑う。
子供たちに対しても、「よかれ」のベクトルがねじれてる。
あと、とくに秋府の五夫人への扱いは、中華ドラマあるあるとはいえヒドイw
五夫人ちょっとイヤな奴なんだけど、知微がしっかり倍返ししてるから、最終的にはやや五夫人が気の毒になりますw。
楚王のお宅への侵入によって、なんだかんだ仲良しになった知微と寧弈も、男女としての前途は多難・・・というか、すでに悲劇の臭いがします。
それから皇太子最高です。
これまでいろんな皇太子が廃されるドラマを見たけど、その中でも海一天さんの寧川には、ひときわハートをつかまれております。
寧弈視点で見ていると、たしかに極悪っちゃ極悪だけど、なんかかわいげが見え隠れするんですよね。オヒゲも可愛い。
4話以降についてはまたエンジンがあったまったら書きます。
いつになるかわかんないけど・・・。