DEAD BABIES / ウィリアム・マーシュ
あらすじ
ある週末、いろんな個性(ビョーキ)や事情を抱えた6人が住むシェアハウスに、やばいアメリカ人4人が手土産持って遊びにやってきました!
いざドラッグパーティーのはじまりだ!!っと個々ビミョ~~な温度差はありつつも、盛り上がる方向に余念のない、10人のおバカたち。
ところが、そんなさなかに発見される、むしりたて?とおぼしき肉片と、ホカホカ?とおぼしきウン子で書いたGの文字!
これって、今世間を騒がせている、「殺人論者」なる殺人グループの、犯行予告的なアレなのでわ?
・・・けどまぁそれはちょっと置いといて、せっかくクスリがあって男女がいるし、まずはピクニックしたり、バドミントンをたしなんだりしようぜ!!夜はバッチリ決めようぜ!!当然エロは欠かせないよな!
・・・・と、あまりにも殺人鬼の存在がないがしろにされるので、アタイとしても、どういうカテゴライズが妥当なもんか、困惑してしまう映画でありました。
■続き
感想
ジャンキー群像劇とでも言おうか・・・
内容はサイテーなんだけど、とりあえず、ベタニーさんを描きたくなってしまう一品です。
なんせ2000年ものだもんね~~まだピチピチやないかぃ!!
あと、若かりしクリス・マーシャルも可愛い!!
そしてオリヴィア・ウィリアムズも可愛い!!
主要キャラは10人で、無茶な個性を手当たり次第こじつけてる感はあるものの、タイプのバラエティには富んでいます。
よくぞこうまでバージョン違いのアホナスやカボチャを並べたもんだな、と、ある意味アッパレというか、唖然というか、あのな~、と言うか。
ともかく、「なんじゃこりゃ」が一周回って、ゆる~~~~~く、じわ~~~~と、面白いような気がしてくるような、やっぱり気のせいだったかな、みたいな、水素風呂みたいなお話でした。
まぁ、牛やニャンコに対する仕打ちがアレなのだけはアカンって!
どんなに前後不覚にラリってようと、動物だけは可愛がってもらわんと、せっかくのアタイのホトケの顔が、般若に変身するからな!
ともあれ、殺人事件をからめながら、こうまでサスペンスを感じさせないボンクラ感は、珍品認定に値するかと。
血糊描写もなくはないけど、真に迫った絶叫を耳にするのは、クスリが切れるときだけです。
ちなみに、マーヴェル役の人は、監督さんよね?監督自ら脱いでるので、どんな下品な描写も、妙な説得力がありました。
あと、意識不明で記憶喪失のスキップに、「ここは地球。太陽を回る惑星だ。」と状況を説明するシーンは最高。
そ、そ、そこからなのかよ!
みどころ
そりゃ~ベタニさんのお色直しに尽きますよね!!
何をお召しになろうが、似合ってるんだからもぅしょうがないよね!!
あと、三人分のおっぱいが並ぶシーンも見どころなんじゃないかなぁ。
美人のおっぱいが横一列に並んでいるっていうのに、それがどうした感ハンパなくて、爆笑するしかなかったです。
もうひとつは、マーヴェルのアタッシュケース。
パコン!と開けば、ありとあらゆるドラッグがぎっしり!
マーヴェル曰く、クスリをブレンドして、各自思い通りのトリップができるという大風呂敷!
その割りに、見てるこっちはクスリの効果を感じないのがミソですね。
だって、クスリをやるまでもなく、どいつもこいつもシラフですでに最悪なんだもん・・・。
ともかく、アタイは面白かったです。
ベタニさんが美しい映画は、それだけで讃える価値があるのです!!
「デッドベイビーズ」データ
- DEAD BABIES(2000)アメリカ
監督
- ウィリアム・マーシュ
出演
- ポール・ベタニー (クエンティン)
- アレクサンドラ・ギルブレス (セシリア)
- クリスチャン・ソリメノ (アンディ)
- オリヴィア・ウィリアムズ (ダイアナ)
- ヘイリー・カー( ロクサーヌ)
- ウィリアム・マーシュ (マーヴェル)
- カティ・カーマイケル (ルーシー)
- クリス・マーシャル (スキップ)
- アンディ・ナイマン( キース)
- チャーリー・コンドウ