Viggo Mortensen
ヒストリー・オブ・バイオレンスより。
しぶい!可愛い!ぶっちぎりでカッコ良い!
なんせヴィゴ様でございますので、全てのパーツが一流すぎて、全身まとめてアートなの?と見まごうばかりでございます。神の手抜きが、一切なさそう!
彫りの深い顔面の、奥にまします瞳から、閃光のごとく放たれる、きらめきのピュアなこと!!
し、か、も!!
ヴィゴ様の下顎には、世界一のケツアゴが、装備されておるのです!!
そもそもアタイは、どちらかというと、ケツアゴは苦手の人間でした。
が、最近はケツアゴ鑑賞の経験を、いささか積みつつありますので、ひと言申し上げましょう。
世の中には、良いケツアゴと、そうでもないケツアゴの二種類が存在します。
ケツアゴの二分化の境界線は、単なる主観の問題ですから、アタイの目にそうでもないケツアゴに見えても、市民権はあったはずなのに、「え~!ケツアゴむり~!」などと偏見を抱いた、未熟な時代があったこと、今では恥ずかしく思っています。
しかし、ヴィゴ様を一目見て、ヴィゴケツアゴにスポットライトが当たった瞬間、「なんと美しいケツアゴなのか!!」と、目からウロコが落ちました。
ヴィゴ・モーテンセンの登場が、アタイのケツアゴ感に、さんさんと光明をもたらした瞬間です。
■続き
もちろん、見た目だけのお方のはずはございません。
背後からは、知性という名の後光が差し、横顔からは、憂いがダダモレ状態で、男の中の男というか、人類の最後の希望というか、あえてヒトコトに集約しますと、カッコいいんでございます!!(結論はボキャ貧)
そんなヴィゴさまがひとたび演技を開始しますと、どんなにヤクザな役であっても、ノータリンな役であっても、必ずや深いわけがあるに違いない!!としか思えません。
そして、キャリアがとんでもないよね。
俳優で、詩人で、写真家!!!
これまでの俳優キャリアのすごさだけでもとんでもないので、同列に並んだどの肩書きも、ハンパなものでないことは、安易に察しがつきますね。
才能と美貌がワンセット。
もうそろそろ、神を名乗ってもいいんじゃない?
ヴィゴ・モーテンセン出演作ピックアップ5
くどいようですが、ベストというわけではございません。
(この一文を挿入することによって、ちょっとした「間」ができるので、重宝させてもらってます。)
- 悪魔のいけにえ3レザーフェイスの逆襲
- イースタン・プロミス
- ザ・ロード
- 善き人
- 偽りの人生
悪魔のいけにえ3 レザーフェイスの逆襲
感想は以下に書きました。
もう一度ぐらい見直すと、また印象が変るかなぁ?
ストーリーはともかく、これは、ヴィゴ のエプロン姿が見られますので、ある意味、家宝レベルの映画ざますよ!!
しかもそのエプロン、フリルがついておりますことよ!!
ひらひらなんでございますのよ、お、奥さん!!
イースタン・プロミス
クローネンバーグ監督の名作ですよね。
自らの人生を、ロシアン・マフィアとして全うすることで、内部から組織の壊滅を実現していく・・・という生き方に、号泣させられてしまいます。
個人的には、ヴァンサン・カッセルとの2ショットにゾクゾクします。
サウナでの乱闘は、単なる見せ場どころの騒ぎじゃなくて、たぶん映画史に残るよね。
ザ・ロード
数多あるディストピア映画の中でも、群を抜く傑作なのではないでしょうか。
絶望が支配する世界で、「生きる」という選択をし、海を目指す親子。
わずかの希望を頼りに、日々をもがき、わが子を守り、生き延びようとするのです。
ヴィゴには、まったく、泣かされますのぅ!!
善き人
これは、けっこうガツンときました。
アタイ、不倫を美化するみたいな映画なんて見るもんか!って割と思ってるんだけど、この映画の不倫カップルは、ちゃんと憎たらしくて良かった。
良かった、というと語弊があるかな。
悪気のない、どこにでもいる善き人なのに、さもありなん、な方向に、ちゃんと運命が狂うのです。
アタイとしては、当然アンというキャラは嫌いだけど、アンに流されるジョンがなんともふがいなくてモンモンします!
大事な人たちに、手をさしのべることさえできなかったことによって、家族との日々、友人との時間、ジョンがそれまで生きてきた足跡が、すべて台無しになってしまうんです。
ヒトラーという悪魔が支配した時代背景があるゆえに、悲惨さはある意味増幅された状態だけど、それがなくとも、自覚なき身勝手は、周囲を根こそぎ不幸にしてしまい、結果的には、うしろめたさを一生背負う、本人が一番不幸なんとちゃうやろか。
でもヴィゴ様やっぱし美しいので、オススメせずにはいられません。
偽りの人生
双子の二役モノでございますね!
二役は良いです、あっちもヴィゴ、こっちもヴィゴ!!というパラダイス。
そういう意味においては、トム・ハーディファンの方も、レジェンド狂気の美学というパラダイスがあって良かったですね!(なんのこっちゃ)
「ヴィゴ・モーテンセン」データ
- Viggo Mortensen 1958年10月20日 俳優、詩人、写真家
出演作
- 1985 刑事ジョン・ブック 目撃者(モーセ・ホッフライトナー )
- 1987 T.V.サルベーション(ジェローム・スタンプル )
- 1988 プリズン(バーク/チャールズ・フォーサイス)
- 1988 想い出のジュエル(グリーン)
- 1990 ガン・ヒート/野獣の標的(ハンス )
- 1990 悪魔のいけにえ3 レザーフェイスの逆襲(テックス )
- 1990 ヤングガン2(ジョン・W・ポー )
- 1990 柔らかい殻(キャメロン・ダヴ)
- 1991 インディアン・ランナー(フランク・ロバーツ )
- 1992 ルビー・カイロ(ジョン ジョニー ファロ )
- 1993 ボイリング・ポイント(ロニー )
- 1993 カリートの道(ラリーン )
- 1993 プレイデッド(カール・フレイザー)
- 1993 ヤクザvsマフィア(ニック・デイビス )
- 1994 The Crew (フィリップ)
- 1994 カッティング・エッジ(ホームレス)
- 1995 Gimlet Hombre (Man)
- 1995 クリムゾン・タイド(ピーター ウェップス インス )
- 1995 聖なる狂気(クレイ)
- 1995 ゴッド・アーミー/悪の天使(ルシファー )
- 1996 ある貴婦人の肖像(キャスパー・グッドウッド )
- 1996 アルビノ・アリゲーター(ギィ・フォッカード )
- 1997 デイライト(ロイ・ノード )
- 1997 G.I.ジェーン(ジョン・ジェームス‘ジャック’ウルゲイル )
- 1998 ダイヤルM(ディビッド・ショウ )
- 1998 サイコ(サミュエル・ルーミス )
- 1999 オーバー・ザ・ムーン(ウォーカー・ジェローム )
- 2000 28DAYS(エディ・ボーン)
- 2001 ロード・オブ・ザ・リング(アラゴルン )
- 2002 ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔(アラゴルン)
- 2003 ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(アラゴルン)
- 2003 オーシャン・オブ・ファイヤー(フランク・ホプキンス)
- 2005 ヒストリー・オブ・バイオレンス(トム・ストール)
- 2006 アラトリステ(ディエゴ・アラトリステ・イ・テノーリオ )
- 2007 イースタン・プロミス
- 2008 アパルーサの決闘(エヴェレット・ヒッチ)
- 2008 善き人(ジョン・ハルダー)
- 2009 ザ・ロード
- 2011 危険なメソッド(ジークムント・フロイト)
- 2012 偽りの人生(アグスティン/ペドロ )
- 2012 オン・ザ・ロード(オールド・ブル・リー )
- 2014 ギリシャに消えた嘘(チェスター・マクファーランド )
- 2014 約束の地(Gunnar Dinesen)
- 2014 涙するまで、生きる
- 2016 はじまりへの旅(ベン)