神探蒲松龄/ヴァッシュ・ヤン
ジャッキー・チェンの妖怪退治ファンタジー
まず序盤から驚きますよね。
ジャッキー・チェンが若返ってる!!
それも少々盛ったというより、100年分ぐらい豪気に若返ってるんですよ。
これぞ近代技術の賜物ですよね。すっごい、すっごい、すっごいわぁぁ!!
まぁ、それが最後まで続くとなると映像を作る方も見る方もお互い大変だと思うんですが、あくまで冒頭のボーナスなので冷えピタは必要ありません。
お話はといえば「ジャッキーも付いてるチャイニーズゴーストストーリー」みたいなの。
知る人ぞ知る(アタイは知る人ではありませんでした・・・)「聊斎志異」の原作者が主人公のモデルだそうです。なので主役の武器(?)は筆。
妖怪はCG実写入り乱れるやつで、なんか最近似た感じのやつ見たっけなと思ったらあれでした。
チェン・クンの陰陽師。(余談)
このての妖怪とかゴーストものは中国映画では多いパターンなんですがアタイにとっては好きなジャンルで、特に妖怪のお姉さんが美しければ美しいほど昇天できます。
そういう意味でこの映画はお姉さまの美しさと言い戦闘シーンのゴージャスさといい最高峰。
お姉さんの妖しくも美しい衣装が華麗に空中になびく、ワイヤーアクションもレベル高!布の分量も盛り盛りです。
ましてやこれはジャッキー映画。
ジャッキーにしてはわりとコケたらしいけど、この映画のライトなノリは疲れてシワの伸びきったオツムにとってこのうえなく優しく、アタイの需要にピタリとビンゴいたしております。
さらにファンタジー脳を優しく包み込んでくれるような異世界クオリティは、さすがと言うしかございません。
しかもジャッキーが踊ります。
思わず「ミュ、ミュージカル仕様?」と目がふたつになりましたが、踊るシーンはそこだけでした。
きっとカンフー・ヨガ以来、気が向いたら踊る癖がついたのでは・・・。
それに薄目で見れば酔拳も阿波踊りも大差ないしね・・・。
さて、ジャッキー映画といいながらも、ドラマ部分を支えるのはもちろん数多の若手です。
ハァァ、イーサン・ルアンさすがアタイの見込んだ男。カ~~~ッコ良かったわぁぁ。
それにヤンフェイのリン・ボーホン?良いですね彼!!!
ちなみにキレキレアクション担当的にMVPは筆でした・・陰陽の筆って言うんですけどあれ欲しい。
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今週のお題「今月の目標」
ということで今週のお題なんですが、アタイの今月の目標を発表します。
それは「今月中に最低1回はブログを更新する」というものです。
これにて見事達成できました。よかったよかった。
一見内容がスカスカに見えるかもしれませんが、映画感想というものは説明過多になると逆に興ざめしがちでございますので、読んでくださった方の脳内によっておのおの独自のイマジネーションが果てしなく広がる仕組みに切り替えてみたせいです。
余白の美学ってやつです、ミーハーブログの新システム、どうぞご堪能ください・・・・。
ここです、ここがサービス余白です。
「ナイト・オブ・シャドー魔法拳」データ
- 神探蒲松龄(2019)中国
- The Knight of Shadows:Between Yin and Yang(2019)中国
監督
- ヴァッシュ・ヤン
キャスト
- ジャッキー・チェン(成龍)/プウ・スンリン(蒲松齢)
- イーサン・ルアン(阮經天)/ニン・ツァイチェン(寧采臣)イエン・チュイシャ(燕赤霞)
- エレイン・チョン(鍾楚曦)/シャオチン(聶小倩)
- リン・ボーホン(林柏宏)/ヤンフェイ(嚴飛)
- リン・ポン(林鵬)/チンヤオ(鏡妖)
- チャオ・シャン(喬杉)/チェン隊長(劉全震)
- ランス・リュー(劉智福)/チン・カン(健康)
- マーク・リュー(劉智満)/チン・チュアン(健壮)
- チャールズ・リュー(劉智堂)/チン・メイ(健美)
- パン・チャンジアン(潘長江)/チュウ知事(初県令)
- キングダム・ユン(苑瓊丹)/チュウ夫人(初夫人)
- 姜嫄/ププ(初小姐)