最近見た映画とか描いたのとか
イラストは単なるストックです。
いつもの。ちょっと前倒しします。
今月は中華ドラマ月間でしたかねぇ・・・。
実際現在進行形でめっちゃハマっているんですけど、不思議なもので、頭のどこかで「これぞ映画!!」という完成度の高い作品への渇望もございます。
やぱし何か、偏りが極端に大きくなりますと、脳がね~逆方面に舵を切りたがるというか・・・ナニゴトもバランス大事なんでしょうねぇぇバランス~。
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「映画」キングダム(2019)
原作のマンガは読んでません・・・。
映画館で予告編をみるたびに「え?始皇帝ものを日本人キャストで?しかも贏政がロンゲの吉沢亮・・・?」という好奇心が、だんだんパンパンに膨らんで微妙な愛に変わり始めてしまったのでヤバイと思い、U-NEXTの配信で憑き物を落としました(劇場には行ってない)。
まず、橋本環奈ちゃんはスッポリと着ぐるみ着ててもかわいいことがよーーーっくわかりました。
いやずるいわ~、河了貂カンナちゃんが出た瞬間、その先起こる全てのことがあらかじめ「いいってことよ」ってなるの最強!!
環奈ちゃんマイラブラブ。
あと、これまで見たどの始皇帝ものよりも展開がマンガだった(そりゃそうだ)。
頭のなかで、吹き出しや描き文字が大暴れして、さらに集中線や効果線まで入り乱れます。
マンガを読んでない視聴者の脳内でマンガとしての完成度を勝手に上げてしまうとは、キングダム、恐ろしい子!
つーか、吉沢亮の贏政ですよね!!フレッシュ!!
このキャスティング、オツムのふだん使わない部分があったまる系だと思います。
さらに大沢たかお演ずる王輝将軍ね!!
世には動かざること山のごとしと言う例えがありますが、山が大きく動きました。
ねぇやなぎやちゃん!!
大沢たかおはこういう役がハマるんですよ!!
そもそも昔から普通の2枚目なぞやっとる場合じゃなかったんです。
ぶっちゃけ、正直言って主役の進のことはもはやあまり記憶にないんですが、それこそが良い娯楽作の条件かも、とアタイは思ったのでございます。
見てる間は退屈せず、見た後はスッキリ!!
消費型娯楽作として、この映画はすこぶるアリだったのではないでしょうか。
おぉ、キングダムよポップコーンと共にあれ!!
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「ドラマ」麗姫と始皇帝~月下の誓い~(2017)
キングダムと同じ秦の始皇帝贏政のお話なのです。
いまをときめくチャン・ビンビンとディリラバですよ!!
キャストのよさに鼻血が出ます。美しい!
ちなみに映画版キングダムでラスボスだった成蟜は謀反こそ起こすが、贏政の良き理解者として描かれておるのです。
ただ、私プライムで見たんですが正直中盤からはスライダーが大活躍、実質1話につき15分平均ぐらいのイメージで豪快にとばしながら見ました・・・。
それと言うのも贏政が誠実に愛する麗姫という人が架空のキャラクターなんですよね。
なのでいくら贏政が麗姫だけに人間的な面を見せたとしても「それってウソやん」とついついしらけてしまったのでして・・・。
いやドラマなんだし嘘っていうか創作があんのは当たり前なんだけど、架空の麗姫に対する優しさは全て架空と考えると、架空抜きの贏政像ってただの暴君!!
未熟なアタイは「チャン・ビンビンが魅力的なのに贏政の魅力に繋がってない!」という残念な気持ちに支配されてしまったのです。
もちろん歴史における贏政の無情な所業は語られるべきです。
あの顔で「お前凌遅刑な。100日かけて死ね。一族は10日な。」みたいなこと言いますしね~。こっわいわぁ~!!
ただ主役なんだし麗姫エピソード抜きでも感情移入できるポイントのひとつやふたつは欲しいです。
あと三角関係におけるダダッコ担当的な荊軻の描かれ方がぁぁぁぁ・・・。
だいたい、じつは贏政が幼いとき、荊軻(始皇帝暗殺に失敗した人)と麗に命を救われていた!!という物語の土台部分で「いやそれなら荊軻にも恩を感じるべきだろうが!」ってなって、頼りの脳内補正が狂うんですよね・・・。
でも、韓非のエピソードだけは早送りなしに見ました。
韓非みたく後世に名を残しつつも非業の死を遂げるか、世間の片隅で誰にも知られず生きて平凡に死ぬかどっちを取るかと言われれば、アタイはやっぱし平凡なのがいいわぁ~。
ちなみに、始皇帝もので面白かったドラマはこれ。
チャン・フォンイー安定の名演技。
贏政と荊軻ものとしては、こんな映画とかドラマなどあります。
始皇帝暗殺ではチャン・フォンイーが荊軻を演じているって言う・・・。
「ドラマ」永遠の桃花~三生三世~(2017)
ぶっちゃけ、ドラマ的にはラストの蛇足感ハンパないんですが、その蛇足のラストを何度も見ちゃう!!
完成度なんてどうでもいいよ、幸せな蛇足カモンカモンよ!!
「映画」ホワイト・クロウ 伝説のダンサー(2018)
レイフ・ファインズがメガホンをとり、出演もしてるヌレエフの伝記映画。
ヌレエフの個性やその時代背景の描写にレイフ・ファインズのこだわりを感じました。
クレイジーホースかムーランルージュかわかんないけど、キャバレー(?)のシーンとか、ワオ時代!って感じです。
個人的な前のめりポイントはヌレエフの再来などとよばれているセルゲイ・ポルーニンの出演情報だったんだけど、そこはわりかしライトに流されてしまった感じです。
つーかそもそもダンスシーンが思ったほど多くなかったです。
主演のオレグ・イヴェンコが現役のプリンシバルってことでダンスシーンが多いものと勝手に思い込んでいたんですよねぇ。
でもどっちかというとドラマ重視の映画でした。
あっ、ドキドキの空港シーンは、当座の亡命予定がなくとも必見!!
人間、いついざという時が訪れないとも限りませんし。
「映画」ある少年の告白
こっちはジョエル・エドガートンがメガホンをとり、出演もしてるとある実話。
とても良き映画だったのに、この手の話にもうさほど新しさを感じなくなってしまったダメなアタイ・・・。
まぁたぶん他のドラマの後遺症が強烈で、ちょっとマヒしてるんだと思います。
ただ、グザヴィエ・ドラン、トロイ・シヴァンといった萌えキャストにプラス、テオドール・ペルランなる美形を発掘したのが大収穫でした。
テオドール・ペルラン君、なんか若き日のグレゴワール・コランを髣髴とさせるんですよ・・。
ご存知ですか・・・グレゴワール・コラン・・・。
そもそもアタイのハンドル、ikucolinとかseicolin、いくこりんとかせいこりんとか呼んでいただいているのですが(OKです!)、実を言うとコリン星から来たわけじゃなくてcolin=コラン姓を名乗っているのが真相ですw
うん、どうでもいいですね。
来月は・・・
いよいよ12月ですね・・・。
1ヶ月の振り返りはもとより、年間のベストをヒネリ出すことができるのだろうか・・・。